新しい車両の開発プロセスとしては、熱マネージメントに関する技術は必要不可欠です。エネルギー消費、排出ガス、騒音、疲労、その他のパラメーターに関して、最適な設計をするためには、個々のコンポーネントがシステム全体に及ぼす影響について理解する必要があります。しかし、求められる精密なテスト、シミュレーション計算を実施する上で必要な専門知識は、さらに複雑になってきています。
私共、St. Valentinの技術センターでは25年以上もの間、熱マネージメントについて経験を積んできています。エンジニアリングやシミュレーションのプロジェクトをご要望であれば、これらの経験と専門知識を用いてサポートさせていただきます。さまざまなカテゴリーのプロジェクト例を以下にご紹介いたします:
- システムの設計および統合、テスト、KULI シミュレーション、CFD シミュレーション、制御モデル開発を含む熱マネージメントプロジェクト全般
- 製品開発やコンセプト設計のためのシミュレーションプロジェクト
- お客様の KULI チームのトレーニングおよびサポート –オンサイトでも実施可
- Excel マクロのセットアップ、または KULI の Matlab/Simulink 環境へのリンクなど、お客様の KULI シミュレーション環境および VTM 開発ワークフローの改善
次のような領域の経験を積んでいます
乗用車プロジェクト
- コンセプト検討 – 冷却コンポーネントのサイズおおび搭載位置
- エンジンのバリエーションおよびフロントエンドの検討
- 運転サイクルの温度および燃料消費シミュレーション
- バッテリーから車両レベルまでハイブリッドおよび電気自動車の熱マネージメント
- HVAC 性能シミュレーション (ヒートポンプを含む降温および昇温)
バスおよびトラックプロジェクト
- EURO IV/V/VI 測定における効率的な冷却
- EGR および給気予冷
- ファン制御および過渡シミュレーション
- 排熱回収
- バッテリー冷却、eモーター冷却などを含むハイブリッド車両
建機/農機プロジェクト
- システム最適化オイル – 給気 – 冷却材
- 最新の排出ガス規定の要件を満たす冷却パッケージの調整
- 車両後方に搭載した冷却パッケージの冷却気流最適化
- 農業用トラクター、掘削機などの運転キャビンの温度管理