環境(高地・気候)試験ベンチ
過酷な条件下でも再現性の高い測定結果を実現
エンジン開発の分野では、過酷な条件下での再現性の高い測定結果がますます重要になってきています。St.Valentinの高地・気候試験ベンチは、さまざま試験方法を想定しています。海抜5000mまでの極限高度での開発・応用に必要なあらゆる調査を行うことができます。
テストチャンバー内の温度は、必要に応じて-30℃から+50℃の間で変化させることができます。さらに、湿度も調整することが可能です。定常的なプログラムだけでなく、過渡的な運転サイクルや、お客様独自の試験サイクルを実行することも可能です。
テストチャンバーの技術データ
- 最高高度: 5000 m (540 mbar)
- 許容出力: 500 kW
- 許容トルク: 定格2600 Nm / 最大3100 Nm
- 許容回転転数: 8000 U/min
- 絶対湿度 abs: 24 g/kg
- 相対湿度: 95% @ T< 28°C
- 温度: -30°C / +50°C".
計測可能な物理パラメータ
- 温度
- 圧力
- 体積流量
- 電流・電圧
- 過渡的燃料消費量測定
排気ガス測定装置
- Dual Line MEXA-7170DEGR with BSPU-702RB
- COH/CO2 - analyzer
- COL - analyzer
- CO2 - EGR – analyzer
- CO2 - analyzer
- THC - analyzer heated
- NO, NO2 u. NOx - dual detector (analyzer heated)
- FTIR
- Particle counter
- AVL Micro soot
これらの追加計測機器の導入が可能です。